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2014/10
一番早く確実に負ける賭け方とは?
ご覧頂き、ありがとうございます。長生です。
今朝は、ギャンブラー必見の名著『ツキの法則』を
読みながら、通勤していました。
この書は、もう何十回も見ている書ですが、
その時々の自分の馬券状況で感じたり、
着目するところが変わるので面白いですね。
(本を読むとそうなりますね。)
さて、その『ツキの法則』で
「一番早く確実に負けてしまう賭け方とは何か」
ということが書かれていました。
そこでは、
倍率の低い馬券(本命)を多めに、
倍率の高い(穴)を少なめに買うこと
と書いています。
どういうことかというと、
例えば、馬連のボックス買い。
A,B,C,Dと6頭の馬連ボックスを
総額12,000円分賭けたとします。
(1着・2着がA,B,C,Dの中で決まれば的中)
均等の資金配分なら組み合わせ数は6つなので、
12,000円÷6通りで2,000円ずつの投票になりますが、
「A-B」のオッズが5倍しかないとすると、
2,000円分の的中ではプラスにならないので、
「A-B」の組み合わせを3,000円にする。
その代わり、「C-D」の組み合わせは20倍の
オッズなので、こちらは1,000円分の的中でも
当たればプラス収支になるので、「C-D」は、
2,000円ではなく、1,000円分の投票にする。
例えば、
①A-B(オッズ5倍)3,000円
②A-C(オッズ8倍)2,500円
③A-D(オッズ12倍)2,000円
④B-C(オッズ10倍)2,000円
⑤B-D(オッズ15倍)1,500円
⑥C-D(オッズ20倍)1,000円
という買い方をします。
この場合、A~Dの2頭で1・2着になるとして、
的中した払戻額を考えると、
①の場合は、15,000円(利益額3,000円)
②の場合は、20,000円(利益額8,000円)
③の場合は、24,000円(利益額12,000円)
④の場合は、20,000円(利益額8,000円)
⑤の場合は、22,500円(利益額10,500円)
⑥の場合は、20,000円(利益額8,000円)
となります。
この著書では、このような方法が一番早く、
控除率(75%前後)の波に飲み込まれ、
すなわち、「大数の法則」に飲み込まれる
可能性が高く、かつ、確実に負ける方法だと
書いています。
それはなぜか。
この方法は、どの組み合わせで的中しても少しだけ
プラスになり(一見、どれが当たってもマイナスには
ならないという点で、いい方法のように思えますが)、
逆に胴元(競馬の場合でいえばJRA)にとっては、
勝つときは少額で、負ける時は大きく負けてくれるので、
胴元側から見ると望ましい客であるというのです。
たしかに胴元側からしてみたら、
相手(馬券購入者)が勝つときは、そこそこの金額で
負ける時は、大きく負けてくれたり、じわじわでも
積み重ねて、ある程度一定で負けて続けて売り上げを
上げてもらえたら、それは、ありがたいですよね。
私が胴元だったら(胴元は法律で禁止されていますが)
顧客には、そこそこ勝って気分良くしてもらって、
でも、その彼らが本気になったら(勝負をかけたら)
一気に売り上げが上がるような、つまり、
大きく張って失敗してもらった方がいいわけです。
大きく張って「毎回のように」成功するためには
才能とかなりの努力と時の運が必要になります。
それが非常に難しいということは、私たちはもちろん、
胴元も十分理解しています。ただ、そういう人が
増えれば増えるほどいいわけです、胴元にとって。
そういったある意味、胴元のニーズに対抗するなら、
上記のボックスでの買い方だと、20倍付く
「C-D」の組み合わせに2,000円入れるのは
間違いではない賭け方ということになりますよね。
私も収支を付けていて感じますが、
毎週大きい当たりが引けるわけでもないですし、
毎週大負けするわけでもありません。
先週は1万ちょい勝って、今週は2万ヤラレた。
でも、その次は3万円の利益が出たというような
ラリーを年間52週行っていくわけです。
今週はプラスだった、マイナスだったのラリー。
そのラリーをしていく中で、所々で大きい当たりを
引く時がある。それは、ド本線的中の場合もあるし、
「まぎれ」によるものや、ラッキー要素も多分に
あるかもしれない。でもその大きい当たりが、
年間ベースの収支に確実に影響を与えているのです。
例えば、私は今月のとある日曜日に三連単を当て
一つのレースで10万円と7万円の利益を出しましたと。
その日は17万円の利益が出ました。
そこからまた次の週、プラスマイナスのラリーを続け、
有馬記念終了後に収支表を計算してみたら、
投資金額178万円 払戻金額195万円
プラス17万円でしたということがあるのですね。
あの時、当たってなかったらマイナスだったと。
(これは私の実体験です。)
なので、大きい当たりを引ける馬券の買い方を
どこかに組み入れる必要があると考えています。
ただ誤解のないように申し上げますが、何も
「人気薄×人気薄」の大穴馬券購入を
奨めているわけではありません。
私の場合でいうと、三連単のフォーメーションで
8,9番人気が2着に来たりして
三連単で10万馬券になりそうな、
そういう買い目も(的中確率は低くなりますが)
大切にしていかなければならないということです。
それが私なりのJRAの控除率(払戻率)に対抗する
一つの手段なのですが、本日は仕事関係のセミナーに
途中から脱線して買い目について、あれこれ考えて
手帳にメモしてしまいました。(苦笑)
その成果が次以降の収支に反映してくれるものと
願ってやみません。
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今朝は、ギャンブラー必見の名著『ツキの法則』を
読みながら、通勤していました。
![]() | ツキの法則―「賭け方」と「勝敗」の科学 (PHP新書) (1997/07) 谷岡 一郎 商品詳細を見る |
この書は、もう何十回も見ている書ですが、
その時々の自分の馬券状況で感じたり、
着目するところが変わるので面白いですね。
(本を読むとそうなりますね。)
さて、その『ツキの法則』で
「一番早く確実に負けてしまう賭け方とは何か」
ということが書かれていました。
そこでは、
倍率の低い馬券(本命)を多めに、
倍率の高い(穴)を少なめに買うこと
と書いています。
どういうことかというと、
例えば、馬連のボックス買い。
A,B,C,Dと6頭の馬連ボックスを
総額12,000円分賭けたとします。
(1着・2着がA,B,C,Dの中で決まれば的中)
均等の資金配分なら組み合わせ数は6つなので、
12,000円÷6通りで2,000円ずつの投票になりますが、
「A-B」のオッズが5倍しかないとすると、
2,000円分の的中ではプラスにならないので、
「A-B」の組み合わせを3,000円にする。
その代わり、「C-D」の組み合わせは20倍の
オッズなので、こちらは1,000円分の的中でも
当たればプラス収支になるので、「C-D」は、
2,000円ではなく、1,000円分の投票にする。
例えば、
①A-B(オッズ5倍)3,000円
②A-C(オッズ8倍)2,500円
③A-D(オッズ12倍)2,000円
④B-C(オッズ10倍)2,000円
⑤B-D(オッズ15倍)1,500円
⑥C-D(オッズ20倍)1,000円
という買い方をします。
この場合、A~Dの2頭で1・2着になるとして、
的中した払戻額を考えると、
①の場合は、15,000円(利益額3,000円)
②の場合は、20,000円(利益額8,000円)
③の場合は、24,000円(利益額12,000円)
④の場合は、20,000円(利益額8,000円)
⑤の場合は、22,500円(利益額10,500円)
⑥の場合は、20,000円(利益額8,000円)
となります。
この著書では、このような方法が一番早く、
控除率(75%前後)の波に飲み込まれ、
すなわち、「大数の法則」に飲み込まれる
可能性が高く、かつ、確実に負ける方法だと
書いています。
それはなぜか。
この方法は、どの組み合わせで的中しても少しだけ
プラスになり(一見、どれが当たってもマイナスには
ならないという点で、いい方法のように思えますが)、
逆に胴元(競馬の場合でいえばJRA)にとっては、
勝つときは少額で、負ける時は大きく負けてくれるので、
胴元側から見ると望ましい客であるというのです。
たしかに胴元側からしてみたら、
相手(馬券購入者)が勝つときは、そこそこの金額で
負ける時は、大きく負けてくれたり、じわじわでも
積み重ねて、ある程度一定で負けて続けて売り上げを
上げてもらえたら、それは、ありがたいですよね。
私が胴元だったら(胴元は法律で禁止されていますが)
顧客には、そこそこ勝って気分良くしてもらって、
でも、その彼らが本気になったら(勝負をかけたら)
一気に売り上げが上がるような、つまり、
大きく張って失敗してもらった方がいいわけです。
大きく張って「毎回のように」成功するためには
才能とかなりの努力と時の運が必要になります。
それが非常に難しいということは、私たちはもちろん、
胴元も十分理解しています。ただ、そういう人が
増えれば増えるほどいいわけです、胴元にとって。
そういったある意味、胴元のニーズに対抗するなら、
上記のボックスでの買い方だと、20倍付く
「C-D」の組み合わせに2,000円入れるのは
間違いではない賭け方ということになりますよね。
私も収支を付けていて感じますが、
毎週大きい当たりが引けるわけでもないですし、
毎週大負けするわけでもありません。
先週は1万ちょい勝って、今週は2万ヤラレた。
でも、その次は3万円の利益が出たというような
ラリーを年間52週行っていくわけです。
今週はプラスだった、マイナスだったのラリー。
そのラリーをしていく中で、所々で大きい当たりを
引く時がある。それは、ド本線的中の場合もあるし、
「まぎれ」によるものや、ラッキー要素も多分に
あるかもしれない。でもその大きい当たりが、
年間ベースの収支に確実に影響を与えているのです。
例えば、私は今月のとある日曜日に三連単を当て
一つのレースで10万円と7万円の利益を出しましたと。
その日は17万円の利益が出ました。
そこからまた次の週、プラスマイナスのラリーを続け、
有馬記念終了後に収支表を計算してみたら、
投資金額178万円 払戻金額195万円
プラス17万円でしたということがあるのですね。
あの時、当たってなかったらマイナスだったと。
(これは私の実体験です。)
なので、大きい当たりを引ける馬券の買い方を
どこかに組み入れる必要があると考えています。
ただ誤解のないように申し上げますが、何も
「人気薄×人気薄」の大穴馬券購入を
奨めているわけではありません。
私の場合でいうと、三連単のフォーメーションで
8,9番人気が2着に来たりして
三連単で10万馬券になりそうな、
そういう買い目も(的中確率は低くなりますが)
大切にしていかなければならないということです。
それが私なりのJRAの控除率(払戻率)に対抗する
一つの手段なのですが、本日は仕事関係のセミナーに
途中から脱線して買い目について、あれこれ考えて
手帳にメモしてしまいました。(苦笑)
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テーマ : 日刊コンピを使った競馬予想
ジャンル : ギャンブル