05
2014/09
単勝オッズ4分の1の法則って、本当ですか?
ご覧頂き、ありがとうございます。長生です。
昨日、通勤途中、競馬王テクニカルの単行本を
手にしました。
単勝編。
普段、単勝で馬券は購入しないので、
本を買うまではいっていなかったですが、
同じ競馬王の「勝負レース編」が良かったので、
先日購入しました。
書籍の中では、イントロダクションで、
単の技術はすべての馬券の土台
単勝馬券は堅守速攻
単勝馬券に立ち戻ろう
など、書かれていました。
また、別の書籍ですが、
勝ち組の多くが単複を有効活用していると
いうことです。 有効活用どころか、なかには
「絶対に単複しか買わない」
という生粋の勝負師もいます。
僕の知る限り、単複をまったく買わずに
安定した利益をあげている勝ち組は
ほとんどいません。
3連勝馬券(三連複、三連単)しか買わずに
勝っている人もいるにはいますが、
彼らは例外なく「単複の価値と魅力を理解
したうえであえて3連単」を買っています。
要するに、単複を軽視している勝ち組は
ひとりもいないということです。
(『馬券のメキキ』岡田大著/東邦出版社発行)
と書いている書籍もあります。
単勝と複勝。
私も数年前、とある作家の方の影響を受けて、
単複馬券を購入していた時期がありますが、
単勝については、1点買いで的中させることの
難しさを感じ、また、複勝については、
的中させても払戻額が少ないという理由から、
ここ何年かは買うことがありませんでした。
(4年ぐらい前に「馬券道場」をやって以来ですか。)
そんな中、久し振りに単勝馬券のエキスを
採ろうとした私の目に入った一つの法則。
それが、「単勝オッズ4分の1の法則」でした。
皆さん、「単勝オッズ4分の1の法則」という言葉を
耳に(いや目に)したことはありますか?
私は初めてだったのですが、どういうことかと言うと、
1着馬の単勝人気が、①~3倍まで、②3倍~5倍、
③5倍~10倍、④10倍以上、この4つの割合が、
それぞれ25%ということです。
ここで掲載されているデータが、こちら。
単勝1.0倍~2.9倍:25.6%
単勝3.0倍~4.9倍:25.1%
単勝5.0倍~9.9倍:24.6%
単勝10.0倍以上:24.7%
というわけで、本当にこのデータはそうなのか、
ちょっと疑問を持った性格の悪い私は、一昨日、
このデータが正しいか検証してみました。
私が取ったデータ期間は、2010年11月1日から
今年の8月31日まで。頭数は12頭以上に限定。
集計したレース数は、12,619レース。
結果は、
単勝1.0倍~2.9倍:3,336レース(25.7%)
単勝3.0倍~4.9倍:3,144レース(24.2%)
単勝5.0倍~9.9倍:3,180レース(24.5%)
単勝10.0倍以上:3,309レース(25.5%)

となり、データを集計した瞬間、
「おぉ!すげぇ!本当だ。」
と思わず口に出しました(笑)
誰が考えたのかはわかりませんが、
いい発見ですね。この法則。
この法則からわかることは、
全レースの1着馬の75%は、
単勝ひと桁台。
つまり、5番人気以内の馬が多い。
そして、単勝10倍以上の馬が
1着になる確率は一般的に約25%。
と、ザックリですが、
こういう説が成り立ちますよね。
ちなみに、私がTRYしている
日刊コンピ指数の指数1位69~79の
場合ではどうかというと、
先ほどと同期間のデータで、
全4,924レース集計。
結果は、
単勝1.0倍~2.9倍:525レース(10.7%)
単勝3.0倍~4.9倍:1,597レース(32.4%)
単勝5.0倍~9.9倍:1,447レース(29.4%)
単勝10.0倍以上:1,355レース(27.5%)
と、4分の1の法則にはなりませんでした。
この理由は、指数1位80台を外しているのが
大きいです。
逆に言うと、それだけ指数1位80台は、
単勝3倍未満であることが多い、すなわち
人気を集めることが多いということの
裏付けになります。
(そのため、私は、指数1位80台のレースは
検討の対象外としています。)
単勝10倍以上の1着の確率は、全てのレースと
さほど変わらないので、見方を変えると、
指数1位70台の単勝配当は、(指数1位80台も
加えた全てのレースよりも)配当妙味があると
いうこともいえますよね。
と、いうわけで今日は、自分の馬券力向上の
土台固めの意味で単勝の考察をしてみました。
昨日、通勤途中、競馬王テクニカルの単行本を
手にしました。
単勝編。
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普段、単勝で馬券は購入しないので、
本を買うまではいっていなかったですが、
同じ競馬王の「勝負レース編」が良かったので、
先日購入しました。
書籍の中では、イントロダクションで、
単の技術はすべての馬券の土台
単勝馬券は堅守速攻
単勝馬券に立ち戻ろう
など、書かれていました。
また、別の書籍ですが、
勝ち組の多くが単複を有効活用していると
いうことです。 有効活用どころか、なかには
「絶対に単複しか買わない」
という生粋の勝負師もいます。
僕の知る限り、単複をまったく買わずに
安定した利益をあげている勝ち組は
ほとんどいません。
3連勝馬券(三連複、三連単)しか買わずに
勝っている人もいるにはいますが、
彼らは例外なく「単複の価値と魅力を理解
したうえであえて3連単」を買っています。
要するに、単複を軽視している勝ち組は
ひとりもいないということです。
(『馬券のメキキ』岡田大著/東邦出版社発行)
と書いている書籍もあります。
単勝と複勝。
私も数年前、とある作家の方の影響を受けて、
単複馬券を購入していた時期がありますが、
単勝については、1点買いで的中させることの
難しさを感じ、また、複勝については、
的中させても払戻額が少ないという理由から、
ここ何年かは買うことがありませんでした。
(4年ぐらい前に「馬券道場」をやって以来ですか。)
そんな中、久し振りに単勝馬券のエキスを
採ろうとした私の目に入った一つの法則。
それが、「単勝オッズ4分の1の法則」でした。
皆さん、「単勝オッズ4分の1の法則」という言葉を
耳に(いや目に)したことはありますか?
私は初めてだったのですが、どういうことかと言うと、
1着馬の単勝人気が、①~3倍まで、②3倍~5倍、
③5倍~10倍、④10倍以上、この4つの割合が、
それぞれ25%ということです。
ここで掲載されているデータが、こちら。
単勝1.0倍~2.9倍:25.6%
単勝3.0倍~4.9倍:25.1%
単勝5.0倍~9.9倍:24.6%
単勝10.0倍以上:24.7%
というわけで、本当にこのデータはそうなのか、
ちょっと疑問を持った性格の悪い私は、一昨日、
このデータが正しいか検証してみました。
私が取ったデータ期間は、2010年11月1日から
今年の8月31日まで。頭数は12頭以上に限定。
集計したレース数は、12,619レース。
結果は、
単勝1.0倍~2.9倍:3,336レース(25.7%)
単勝3.0倍~4.9倍:3,144レース(24.2%)
単勝5.0倍~9.9倍:3,180レース(24.5%)
単勝10.0倍以上:3,309レース(25.5%)

となり、データを集計した瞬間、
「おぉ!すげぇ!本当だ。」
と思わず口に出しました(笑)
誰が考えたのかはわかりませんが、
いい発見ですね。この法則。
この法則からわかることは、
全レースの1着馬の75%は、
単勝ひと桁台。
つまり、5番人気以内の馬が多い。
そして、単勝10倍以上の馬が
1着になる確率は一般的に約25%。
と、ザックリですが、
こういう説が成り立ちますよね。
ちなみに、私がTRYしている
日刊コンピ指数の指数1位69~79の
場合ではどうかというと、
先ほどと同期間のデータで、
全4,924レース集計。
結果は、
単勝1.0倍~2.9倍:525レース(10.7%)
単勝3.0倍~4.9倍:1,597レース(32.4%)
単勝5.0倍~9.9倍:1,447レース(29.4%)
単勝10.0倍以上:1,355レース(27.5%)
と、4分の1の法則にはなりませんでした。
この理由は、指数1位80台を外しているのが
大きいです。
逆に言うと、それだけ指数1位80台は、
単勝3倍未満であることが多い、すなわち
人気を集めることが多いということの
裏付けになります。
(そのため、私は、指数1位80台のレースは
検討の対象外としています。)
単勝10倍以上の1着の確率は、全てのレースと
さほど変わらないので、見方を変えると、
指数1位70台の単勝配当は、(指数1位80台も
加えた全てのレースよりも)配当妙味があると
いうこともいえますよね。
と、いうわけで今日は、自分の馬券力向上の
土台固めの意味で単勝の考察をしてみました。
テーマ : 日刊コンピを使った競馬予想
ジャンル : ギャンブル