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2016/12
今年の券闘締めは、合成オッズの検証で!
ご覧頂き、ありがとうございます。長生です。
今年も残すところあと数時間。もちろん、この記事が2016年最後のブログ更新になるわけですが、スランプもあったり、ブログもお休みしたり、他にもいろいろとあったわけですが、日々チェックしていただいた方、たまに訪れるよという方、何かのはずみでこのサイトに辿り着いた方、皆々様、本当にありがとうございました!
今年は1月に競馬ライターの野中香良さんのご尽力のもと、2回目の馬券本登場をさせていただき、そのあと成績が振るわなかったり、また、日々の残業の流れでブログも更新できなかったりなど、いろいろありましたが、それもこれもすべて自分にとって「意味のあること」なのだろうと思っています。
馬券本に出させていただいたことも、
馬券で負け続けたことも、
ブログが休止状態になったことも。
それらのことは全て次に繋がること。
そんな振り返りをしつつ、この6日間は、とある検証をしていました。
何かというと、
的中率2割5分で、トントンにできる方法。
リスクとリターンの関係についてですね。
これをうまく自分の馬券スタイルにクロスさせる。
自分の的中率を考慮した上で、何倍のオッズを的中させるイメージで馬券に取り組むべきか。と、いうことです。
例えば、私の場合、的中率が25%しかないのに、有馬記念でいうと、1番人気だったサトノダイヤモンドの複勝にドカンとするようなスタイルをやっても、勝つことができないスタイルというか、モデルなわけです。
的中率25%、4回に1回の的中。そして、仮に複勝の配当を1.5倍、いや、もっとあげましょうか。2.0倍として、10万円の馬券を購入したとします。
1回目 ハズレ マイナス10万円
2回目 的中 プラス10万円
3回目 ハズレ マイナス10万円
4回目 ハズレ マイナス10万円
的中率25%でも 収支 ⇒ マイナス 20万円
こういうことです。
もし複勝2.0倍の馬にドカンといくなら、もう少し的中率を上げる必要があるわけです。
この場合でいうと、50%でトントンということですね。
ザックリ言いますと、このような考えのもとバランスを図っていくと。
かの有名な卍氏の言葉を借りると、「競馬で長期的に儲けるためにはどうすればよいでしょうか?それは、馬券を購入するのに使った合計金額よりも、払戻で得られた合計金額が上回ればいいだけです。」ということになるわけですが、すなわち、合成オッズの考え方になっていくわけです。
昨年のクリスマス前に読者の方から、合成オッズに関する質問が来て、クリスマスに「クリスマスの夜に合成オッズを考える」なんて記事を更新していたのですが、1年経って、その言葉の本当の意味という重さがわかってきたような気がします。(昨年、コメントを頂いた読者の方のクリスマスプレゼントですかね(*^^*))
では私の場合、的中率25%でトントンにできるリターンは、何倍を目指せば良いのか。という検証になるわけですが、今のところ合成オッズでいうと、3.5倍を目指すような感じですね。仮に1万円購入したとすれば、的中の場合、3万5千円戻ってくるような馬券スタイル。これを目指す。
1万円の馬券勝負を10回の試行をしたとして、的中率25%であれば、2.5勝と7.5敗としますね。
[+10,000円×A]×2.5 + [-10,000円]×7.5
ここでAを3(倍)にすると、0(ゼロ)になるわけです。つまり的中率が25%なのであれば、3倍になる馬券を買い続けると理論上は、トントンになる馬券モデルというわけですね。
そこでもう少し上げて3.5倍を目指す。
つまり、合成オッズが3.5倍になる馬券を購入すると。

とはいえ、合成オッズの数値を上げるというのも、そう簡単にできるわけではなく、私が昨年まで購入していた三連単で勝負していたパターン(計178点)でいえば、12/24土曜日阪神7レースの合成オッズを出したら、2.17という数値でした。
つまり、私が前に勝負していた三連単の買い目だと、
的中しても2.17倍の馬券を的中させているのと同じ
というわけですね。
17,800円分の馬券を購入したら、38,620円の払戻を狙うスタイルというわけです。
もちろん、10万馬券や20万馬券を的中させたりすることもあるので、そのあたりは歪みがあるわけですけど、それでも178点分のオッズを[1÷その買い目のオッズ]で割って、それを積み上げて合計して、その合計額をまた[1÷合計値]で出すと2.17倍になったわけです。それだけ、点数の多さとか、配当の低い買い目を購入しようとしていることが合成オッズの数値を下げる要因になっています。おそらく、前の三連単フォーメーションの買い方だと、2.5いけば良い方かと。
さらに言うと同レースで私が前に熟読していた馬券本での買い方で合成オッズを出したら(三連単で150点の買い目で)、1.41という数値になりました。つまり150点の三連単を買っても1.41倍(21,000円の払戻)の馬券を買っているのと、ほぼ同じという理論になるわけです。この値だと的中率42%以上ないと、プラスにすることはできないモデルということになります。(実際、この方法を使っていた著書は、的中率50%以上あったのでプラスにしていたのですが。)
的中率と回収率、どちらを重視するか?
ではなく、
的中率と回収率のバランスをどう図っていくかというのは、馬券の命題だなとつくづく思うわけでありますが、例えば、私・長生の場合、先週(12/24・25)の勝負で的中させるまで5レース外していますが、これらの5レースは、全て配当が50倍未満だったわけです。50倍未満の配当は敢えてカットしたが故での不的中のため、
「じゃあ、50倍未満の部分もすべてカバーしてしまえばいいんじゃないの?そうすると、的中率100%だったんじゃない?」という話になるわけですが、長期的な視点に立つと、その戦術が正しいかというと、必ずしもそうは言えないのではないかと思うわけです。
それだけ買い目の点数を増やすこと、配当の低い買い目をカバーするというのは収支に与える影響があるわけですね。少なくとも合成オッズを下げる要因になる。
私の場合、これまでの経験から、おそらく的中率は25%以上40%未満。
そのため、的中率が25%前後であれば、払戻の平均が3.5倍前後となるような馬券を買う。
有馬記念でいうと、マリアライトやミッキークイーンの複勝を買うような感じですね。
(両頭とも確定オッズで3.4倍~)
5千円購入すれば17,500円の払戻を得られるような買い目。
1万円購入すれば35,000円の払戻を得られるような買い目。
2万円購入すれば7万円の払戻を得られるような買い目。
このような馬券スタイルを構築して、的中率を33%前後にする。

その結果、回収率がプラス数十%になる。できれば200%超えしたいですけどね。
これが私にとって2016年締めの検証ですね。まだまだ学ばなければならないことはたくさんありますが、馬券向上の一助になればいいかと。
今年考えたこと、経験したこと、検証したこと、それらをベースに2017年、毎週のように万馬券獲れるように勝負していきます。
今年1年ありがとうございました!
来年もどうぞよろしくお願い致します(*^^*)
そして、良いお年をお迎えくださいませm(__)m
今年も残すところあと数時間。もちろん、この記事が2016年最後のブログ更新になるわけですが、スランプもあったり、ブログもお休みしたり、他にもいろいろとあったわけですが、日々チェックしていただいた方、たまに訪れるよという方、何かのはずみでこのサイトに辿り着いた方、皆々様、本当にありがとうございました!
今年は1月に競馬ライターの野中香良さんのご尽力のもと、2回目の馬券本登場をさせていただき、そのあと成績が振るわなかったり、また、日々の残業の流れでブログも更新できなかったりなど、いろいろありましたが、それもこれもすべて自分にとって「意味のあること」なのだろうと思っています。
馬券本に出させていただいたことも、
馬券で負け続けたことも、
ブログが休止状態になったことも。
それらのことは全て次に繋がること。
そんな振り返りをしつつ、この6日間は、とある検証をしていました。
何かというと、
的中率2割5分で、トントンにできる方法。
リスクとリターンの関係についてですね。
これをうまく自分の馬券スタイルにクロスさせる。
自分の的中率を考慮した上で、何倍のオッズを的中させるイメージで馬券に取り組むべきか。と、いうことです。
例えば、私の場合、的中率が25%しかないのに、有馬記念でいうと、1番人気だったサトノダイヤモンドの複勝にドカンとするようなスタイルをやっても、勝つことができないスタイルというか、モデルなわけです。
的中率25%、4回に1回の的中。そして、仮に複勝の配当を1.5倍、いや、もっとあげましょうか。2.0倍として、10万円の馬券を購入したとします。
1回目 ハズレ マイナス10万円
2回目 的中 プラス10万円
3回目 ハズレ マイナス10万円
4回目 ハズレ マイナス10万円
的中率25%でも 収支 ⇒ マイナス 20万円
こういうことです。
もし複勝2.0倍の馬にドカンといくなら、もう少し的中率を上げる必要があるわけです。
この場合でいうと、50%でトントンということですね。
ザックリ言いますと、このような考えのもとバランスを図っていくと。
かの有名な卍氏の言葉を借りると、「競馬で長期的に儲けるためにはどうすればよいでしょうか?それは、馬券を購入するのに使った合計金額よりも、払戻で得られた合計金額が上回ればいいだけです。」ということになるわけですが、すなわち、合成オッズの考え方になっていくわけです。
昨年のクリスマス前に読者の方から、合成オッズに関する質問が来て、クリスマスに「クリスマスの夜に合成オッズを考える」なんて記事を更新していたのですが、1年経って、その言葉の本当の意味という重さがわかってきたような気がします。(昨年、コメントを頂いた読者の方のクリスマスプレゼントですかね(*^^*))
では私の場合、的中率25%でトントンにできるリターンは、何倍を目指せば良いのか。という検証になるわけですが、今のところ合成オッズでいうと、3.5倍を目指すような感じですね。仮に1万円購入したとすれば、的中の場合、3万5千円戻ってくるような馬券スタイル。これを目指す。
1万円の馬券勝負を10回の試行をしたとして、的中率25%であれば、2.5勝と7.5敗としますね。
[+10,000円×A]×2.5 + [-10,000円]×7.5
ここでAを3(倍)にすると、0(ゼロ)になるわけです。つまり的中率が25%なのであれば、3倍になる馬券を買い続けると理論上は、トントンになる馬券モデルというわけですね。
そこでもう少し上げて3.5倍を目指す。
つまり、合成オッズが3.5倍になる馬券を購入すると。

とはいえ、合成オッズの数値を上げるというのも、そう簡単にできるわけではなく、私が昨年まで購入していた三連単で勝負していたパターン(計178点)でいえば、12/24土曜日阪神7レースの合成オッズを出したら、2.17という数値でした。
つまり、私が前に勝負していた三連単の買い目だと、
的中しても2.17倍の馬券を的中させているのと同じ
というわけですね。
17,800円分の馬券を購入したら、38,620円の払戻を狙うスタイルというわけです。
もちろん、10万馬券や20万馬券を的中させたりすることもあるので、そのあたりは歪みがあるわけですけど、それでも178点分のオッズを[1÷その買い目のオッズ]で割って、それを積み上げて合計して、その合計額をまた[1÷合計値]で出すと2.17倍になったわけです。それだけ、点数の多さとか、配当の低い買い目を購入しようとしていることが合成オッズの数値を下げる要因になっています。おそらく、前の三連単フォーメーションの買い方だと、2.5いけば良い方かと。
さらに言うと同レースで私が前に熟読していた馬券本での買い方で合成オッズを出したら(三連単で150点の買い目で)、1.41という数値になりました。つまり150点の三連単を買っても1.41倍(21,000円の払戻)の馬券を買っているのと、ほぼ同じという理論になるわけです。この値だと的中率42%以上ないと、プラスにすることはできないモデルということになります。(実際、この方法を使っていた著書は、的中率50%以上あったのでプラスにしていたのですが。)
的中率と回収率、どちらを重視するか?
ではなく、
的中率と回収率のバランスをどう図っていくかというのは、馬券の命題だなとつくづく思うわけでありますが、例えば、私・長生の場合、先週(12/24・25)の勝負で的中させるまで5レース外していますが、これらの5レースは、全て配当が50倍未満だったわけです。50倍未満の配当は敢えてカットしたが故での不的中のため、
「じゃあ、50倍未満の部分もすべてカバーしてしまえばいいんじゃないの?そうすると、的中率100%だったんじゃない?」という話になるわけですが、長期的な視点に立つと、その戦術が正しいかというと、必ずしもそうは言えないのではないかと思うわけです。
それだけ買い目の点数を増やすこと、配当の低い買い目をカバーするというのは収支に与える影響があるわけですね。少なくとも合成オッズを下げる要因になる。
私の場合、これまでの経験から、おそらく的中率は25%以上40%未満。
そのため、的中率が25%前後であれば、払戻の平均が3.5倍前後となるような馬券を買う。
有馬記念でいうと、マリアライトやミッキークイーンの複勝を買うような感じですね。
(両頭とも確定オッズで3.4倍~)
5千円購入すれば17,500円の払戻を得られるような買い目。
1万円購入すれば35,000円の払戻を得られるような買い目。
2万円購入すれば7万円の払戻を得られるような買い目。
このような馬券スタイルを構築して、的中率を33%前後にする。

その結果、回収率がプラス数十%になる。できれば200%超えしたいですけどね。
これが私にとって2016年締めの検証ですね。まだまだ学ばなければならないことはたくさんありますが、馬券向上の一助になればいいかと。
今年考えたこと、経験したこと、検証したこと、それらをベースに2017年、毎週のように万馬券獲れるように勝負していきます。
今年1年ありがとうございました!
来年もどうぞよろしくお願い致します(*^^*)
そして、良いお年をお迎えくださいませm(__)m
テーマ : 日刊コンピを使った競馬予想
ジャンル : ギャンブル